[2K] 卍(まんじ)<4Kデジタル修復版>|11月5日放送のあらすじ・出演者・見どころ

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2026年11月5日(木)20時から、日本映画専門チャンネルで映画「卍(まんじ)<4Kデジタル修復版>」が放送されます。1964年に公開された増村保造監督の作品で、谷崎潤一郎の同名小説を映画化した文芸映画です。

今回の放送は、増村保造没後40年の企画として編成された4Kデジタル修復版のテレビ初放送です。ただし、番組表の表記は「[2K]」で、作品ページには2Kダウンコンバートで放送すると案内されています。

4K修復版という作品の仕様と、今回の放送信号の表示は分けて確認しておきたいところです。

物語の中心にいるのは、若尾文子が演じる徳光光子と、岸田今日子が演じる柿内園子です。日本画教室で出会った二人の関係をきっかけに、川津祐介演じる綿貫栄次郎や、船越英二演じる園子の夫も巻き込まれていきます。

11月5日放送「卍(まんじ)」の放送日時・作品情報

項目内容
放送日時2026年11月5日(木)20:00~21:45
放送局日本映画専門チャンネル
作品名[2K] 卍(まんじ)<4Kデジタル修復版>
公開年1964年
監督増村保造
原作谷崎潤一郎
脚本新藤兼人
主な出演若尾文子、岸田今日子、川津祐介、船越英二 ほか
本編時間日本映画専門チャンネルの作品情報では91分

日本映画専門チャンネルの放送スケジュールでは、11月5日(木)20時開始と案内されています。番組表では21時45分までの放送枠です。

本編時間については、放送チャンネルの作品情報が91分、KADOKAWAとJFDBの作品データが90分としています。資料によって表記に1分の差があるため、ここでは放送チャンネルが掲載する91分を放送情報として示し、作品の基本データでは90分表記もあることを補足しました。

映画「卍(まんじ)」のあらすじ

物語は、弁護士の妻である柿内園子が、日本画教室で若い令嬢の徳光光子と出会うところから始まります。園子は光子に惹かれ、二人の関係は、光子が園子の絵のヌードモデルになることをきっかけに深まっていきます。

光子の周囲には、彼女と関係を持つ綿貫栄次郎がいます。一方、園子には弁護士の夫・柿内孝太郎がいます。

園子と光子の関係だけでなく、光子と栄次郎、園子と夫という複数の関係が重なり、登場人物たちの思惑が絡み合っていきます。

日本映画専門チャンネルの作品紹介では、当時タブー視されていた女性同士の性愛を描き、光子の魅力に翻弄される男女の数奇な物語として説明されています。KADOKAWAの作品紹介も、園子が光子に恋心を抱き、二人の関係が始まる過程を紹介しています。

題名の「卍」は、二人だけの関係にとどまらず、複数の人物の感情や欲望が交差していく物語を考えるうえでも印象に残る言葉です。JFDBの作品解説では、二組の男女の関係が入り乱れる様子と結びつけて題名を説明しています。

主な登場人物と出演者

徳光光子:若尾文子

光子は、園子が日本画教室で出会う若い令嬢です。園子から絵のモデルを頼まれたことをきっかけに、二人の関係が動き始めます。

作品紹介では、若尾文子が演じる光子の魅力が物語を揺り動かす重要な要素として紹介されています。

若尾文子は、増村保造監督と複数の作品で組んだ俳優です。JFDBの増村保造プロフィールによると、二人は20作品を共にし、『妻は告白する』や『清作の妻』などでも女性の生き方を描いてきました。

本作も、監督と俳優の長い協働の中に位置づけられる一本です。

柿内園子:岸田今日子

園子は弁護士・柿内孝太郎の妻で、日本画教室で光子と知り合います。光子に惹かれていく園子の感情が、物語の出発点になります。

岸田今日子が演じる園子は、夫との結婚生活を送りながら、光子との関係に深く入り込んでいきます。KADOKAWAと日本映画専門チャンネルの作品紹介では、園子と光子の関係が作品の中心として描かれています。

綿貫栄次郎:川津祐介

栄次郎は光子の愛人として物語に関わる人物です。園子と光子の関係に加わることで、二人だけでは収まらない複雑な人間関係が生まれます。

川津祐介が演じる栄次郎は、光子をめぐる関係の一角を担います。園子の夫・孝太郎も含め、人物同士のつながりを把握しながら見ると、物語の構図を追いやすくなります。

柿内孝太郎:船越英二

孝太郎は園子の夫で、弁護士です。光子と園子の関係が始まったあと、夫である孝太郎も物語に関わっていきます。

KADOKAWAの作品情報には、船越英二が柿内孝太郎役として掲載されています。日本映画専門チャンネルの作品情報にも、船越英二を含む出演者が記されています。

増村保造監督と制作スタッフ

監督は、1924年生まれ、1986年没の増村保造です。JFDBの監督プロフィールによると、1950年代にイタリア国立映画実験センターへ留学し、帰国後は大映で溝口健二の助監督を務めました。

同プロフィールは、増村が旧来の情緒的でゆったりとした日本映画を批判し、自我を率直に表現する人物を、速いカッティングや台詞回しで描いたと説明しています。若尾文子と20作品を共にしたことや、キャリアの半ばから谷崎潤一郎の文学を映画化したことも紹介されています。

「卍」は、増村が手がけた谷崎作品の映画化の一つです。JFDBには、ほかに『刺青』(1966年)、『痴人の愛』(1967年)なども掲載されています。

谷崎作品の持つ濃密な人間関係や欲望を、増村がどのような映画表現に置き換えたのかも見どころになります。

脚本は新藤兼人、撮影は小林節雄、音楽は山内正です。KADOKAWAの作品情報とJFDBの作品データで、監督・脚本・撮影・音楽などのスタッフが確認できます。

谷崎潤一郎の原作小説と映画化

原作は谷崎潤一郎の小説『卍』です。青空文庫の図書カードによると、この小説は雑誌『改造』に1928年3月から1930年4月にかけて断続的に連載されました。

映画の公開は1964年7月25日で、小説の初出からおよそ36年後に映画化されたことになります。

小説の書誌情報を確認すると、映画が扱う題材は、公開当時だけに突然登場したものではなく、昭和初期に発表された文学作品に由来することが分かります。映画では、園子と光子を中心とした関係が、俳優の演技や画面構成を通じて表現されています。

KADOKAWAの作品ページでは、本作はカラー作品で、シネマスコープサイズとして紹介されています。JFDBもカラー作品、Cinema Scope(1:2.35)と記録しています。

横長の画面で人物の距離や視線がどのように配置されているかにも注目できます。

4Kデジタル修復版と今回の2K放送について

今回の作品名には「4Kデジタル修復版」とあります。日本映画専門チャンネルは、2026年11月・12月に増村保造没後40年の企画を組み、若尾文子主演の作品を4Kデジタル修復版でテレビ初放送すると告知しています。

11月の対象作品として「卍」が紹介されています。

一方、個別作品ページには「2Kダウンコンバートにて放送」と記されています。つまり、今回見るのは4Kデジタル修復版をもとにした放送ですが、チャンネルの放送表示は2Kです。

作品の修復仕様と、家庭のテレビに届く放送形式を同じものとして受け取らないようにしましょう。

なお、4K修復でどの素材を使い、どの工程で色や傷を調整したかといった具体的な作業内容までは、確認できた案内に記載されていません。ここでは公式に示された「4Kデジタル修復版」「4K化TV初」「2Kダウンコンバート」という情報に絞って紹介しています。

前回放送・今回のテレビ初放送について

今回の「卍」4Kデジタル修復版は、日本映画専門チャンネルが「4K化TV初」と案内している作品です。そのため、この修復版のテレビ放送について、前回の同じ版の放送回を紹介することはできません。

作品自体は1964年7月25日に公開されています。KADOKAWAとJFDBの作品情報では、公開年、出演者、監督、原作、脚本などが確認できます。

今回の放送は、過去の劇場公開作を4Kデジタル修復版として改めてテレビで紹介する機会です。

紹介されたお店の情報

今回の番組は映画作品の放送であり、飲食店や観光施設を訪ねる企画ではありません。作品情報や放送案内にも紹介店舗は掲載されていないため、店舗名・所在地・営業時間などの情報はありません。

デート向きポイント

この作品は、店舗や観光地を紹介する番組ではなく、谷崎潤一郎の小説を原作とする文芸映画です。特定のデートスポットを提案する内容ではないため、初デート・2回目のデートの行き先として評価する情報はありません。

参考にした情報

よくある質問

11月5日の「卍」は何時から放送されますか?

2026年11月5日(木)20時から、日本映画専門チャンネルで放送されます。番組表の放送枠は20時から21時45分までです。

4K放送ですか?

作品は4Kデジタル修復版ですが、日本映画専門チャンネルの作品ページには2Kダウンコンバートで放送すると記載されています。4K修復版の作品を2Kで放送する形です。

原作と監督は誰ですか?

原作は谷崎潤一郎、監督は増村保造です。脚本は新藤兼人が担当し、若尾文子、岸田今日子、川津祐介、船越英二らが出演しています。

まとめ

11月5日放送の「卍(まんじ)<4Kデジタル修復版>」は、1964年公開の増村保造監督作です。若尾文子演じる光子と、岸田今日子演じる園子の関係を軸に、川津祐介、船越英二らが演じる人物も加わる複雑な人間模様が描かれます。

今回の放送は4Kデジタル修復版のテレビ初放送ですが、放送形式は2Kダウンコンバートと案内されています。谷崎潤一郎の原作、増村保造と若尾文子の仕事、1960年代の日本映画の表現に触れながら、作品をじっくりご覧ください。