意中の相手を惚れさせる方法【心理学テクニック】

片思い中の人は、意中の相手を惚れさせたいと願うもの。しかし、所詮は無理な望みだと諦めていませんか？　実は相手を惚れさせる方法は存在します。心理学を応用したテクニックなので、どなたでも今すぐ試すことが可能です。方法も簡単なのでぜひお試しください。

ハロー効果を利用した相手を惚れさせる方法

心理学にはハロー効果という概念があります。ハロー効果とは、相手のなかで最も目立つ特徴に引っ張られて、その人物の性格や人間性を判断することです。つまり、チャラい格好をしていると、性格もチャラいだろうと判断されてしまうということです。

上記例ではハロー効果がネガティブに作用しています。しかし、人間心理を巧みに利用すれば、ポジティブに作用させ、相手に惚れさせることも可能です。実際のアクションは意外と簡単。以下では具体的な手順を紹介します。

よほど毛嫌いされていない限り、無視されるより気にかけてもらったほうが嬉しいものです。仕事で行き詰まっていないか、体調を崩していないか、心配事はないかなど、普段と異なる様子を察知したらすかさず声をかけてください。

そういった相手の変化を見逃さないために、注意深く相手を観察することも重要です。また、たとえ勘違いだったとしても、気遣われていると相手に思わせることが重要なので、気後れせずに声をかけましょう。

人間は、自分を気遣ってくれる相手のことを、ハロー効果によって「良い人に違いない」と思い込むものです。その心理が恋愛をポジティブな方向へと導きます。

ポイントは焦らないこと。声をかけていい雰囲気になったからと言って、いきなり告白するのは時期尚早です。この段階では、相手の心にあなたの存在を植え付けることに終始してください。

あなたから気にかけてもらった相手は、今度は逆に気にかけてあげなければという心理が芽生えます。これを心理学的には返報性の法則というのです。プレゼントをもらったらお返しをしなくちゃ、と考える心理と同じですね。

相手の心理状態がこの段階になるまで、じっと待たなければなりません。もし焦ってしまい、早々とアプローチを掛けても、それは単なる自己満足で終わってしまいます。注意してください。

では、相手の心境が変化するタイミングはどのように知るべきか。ここでも相手の様子を観察することが重要です。例えば、それまでは普通に目線を合わせて会話をしていたのに急に目線を外すようになった場合、相手があなたのことを意識し始めたことを意味します。

つまり「（あなたのことが）好きかもしれない？」というあやふやな感情を抱き、自分自身が戸惑っている状態です。他にもあなたといるときに、やたら髪の毛を触るなど手元が落ち着きなかったり、普段では見せないハイテンションになったりするのも、心境の変化が訪れたことを示す合図だと判断できます。

相手の心境の変化を察知したら、プッシュをかけて惚れさせます。と言ってもいきなり愛の告白をするのはNGです。例えば、道に迷った人の手をつかみ「こっちだ！」と強引に引っ張っても、振り払われてしまうでしょう。この段階では、「あなたが考えている道が正しいと思うよ」と共感する姿勢を見せてください。

具体的には、「（あなたと同様に）気になっている」と伝える程度に留めます。これで相手は、あなたが自分と同じ心境であることを知り、安心するのです。

この段階にまで達すれば、後はお互いの気持を一つずつ確かめ合うだけです。焦らずに愛を育んでください。

相手を惚れさせる方法はシンプルです。相手を気遣い、その反応を見定めてから、更にアプローチをかけます。この方法であれば、徐々に心理的な距離を近づけるので、相手を戸惑わせることなく、またあなたも傷つかずにすみます。片思い中の相手がいる人は、ぜひ実践してみてください。