インサイドOUT「なぜ今、国会議員定数削減なのか」11月9日放送|討論テーマ・出演者

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2026年11月9日(月)21時からBS11で放送される「報道ライブ インサイドOUT」は、衆議院の比例代表定数を31議席削減する案を取り上げます。自民党、日本維新の会、国民民主党の3党が合意した改革案について、与野党の国会議員が議論する回です。

今回の焦点は、議員の数を減らすことが本当に政治改革につながるのか、そして比例代表の議席を減らすことで有権者の意思がどのように議席へ反映されるのかという点です。番組公式の案内では「民意の切り捨て」にならないのかという問いも掲げられています。

インサイドOUTの放送日時・出演者

項目内容
番組名報道ライブ インサイドOUT
放送日時2026年11月9日(月)21:00~22:00
放送局BS11
今回のテーマなぜ今 国会議員定数削減なのか!? 与野党論客が徹底討論!
ゲスト井上信治、和田政宗、高山聡史、塩川鉄也
番組公式ページBS11「報道ライブ インサイドOUT」

今回のゲストは、立場の異なる4人です。自民党幹事長代理の井上信治さん、参政党国会対策委員長の和田政宗さん、チームみらい国会対策委員長の高山聡史さん、日本共産党国会対策委員長の塩川鉄也さんが出演します。

いずれも衆議院議員として、今回の制度改革をめぐる論点を語る予定です。。

今回のテーマは衆院比例代表の31議席削減

今回の議論の出発点は、2026年10月29日に自民党、日本維新の会、国民民主党の幹事長が、衆議院の比例代表定数を31議席削減する案で正式に合意したことです。3党は関連法案を今国会に共同提出し、成立を目指す方針を確認しました。

衆議院の定数は現在465人です。そのうち小選挙区選出が289人、比例代表選出が176人となっています。

合意案どおり比例代表を31減らすと、比例代表は145人となり、単純に合計すれば衆議院全体は434人になります。現行の定数や内訳は、衆議院の公式資料と公職選挙法で確認できます。

区分現行31削減案を反映した場合
小選挙区289人289人
比例代表176人145人
合計465人434人

ここで大切なのは、今回の案が衆議院の定数を一律に31人減らすという話ではなく、比例代表の議席を31減らす案だということです。小選挙区の議席数はそのままにして、比例代表の枠を見直す内容になっています。

なぜ今、定数削減が議論されているのか

議員定数の削減は、今回突然出てきた話ではありません。日本維新の会は自民党との連立合意で衆議院議員の定数削減を重要課題として掲げ、当初は比例代表を含む45議席削減を主張していました。

一方、国民民主党は人口減少を踏まえた19議席削減を主張していたと報じられています。。

その後、自民党が両党の主張を踏まえた31議席削減案を提示し、10月末に3党合意へと進みました。31という数字は、45減と19減の間を取っただけではありません。

時事通信の報道では、人口減少率の推計を根拠にした折衷案として説明されています。。

推進する側には、人口構成や地域の変化を踏まえて議員数を見直すべきだという考えがあります。国会議員の数を減らすことを「身を切る改革」と位置づけ、政治への信頼回復や議会運営の効率化につなげたいという主張もあります。

一方で、議員の数を減らせば、それだけで政治とカネの問題や政策決定の透明性が改善するわけではありません。政治改革を進めるなら、議員定数だけでなく、企業・団体献金の扱いや政治資金の公開、国会での審議のあり方なども含めて考える必要があるという指摘があります。

BS11公式の今回の案内も、維新が連立合意で掲げた「定数削減」と、企業・団体献金の廃止をめぐる議論を並べ、何が改革の中心なのかを問いかけています。数字を減らすこと自体が目的になっていないか、改革によって何を実現したいのかが問われる回になりそうです。

比例代表を減らすと有権者への影響はどうなる?

比例代表は、政党に投じられた票をもとに各党へ議席を配分する仕組みです。小選挙区では候補者個人に投票するのに対し、比例代表では政党の得票が議席配分に結びつきます。

地域ごとの候補者や政党の支持を、議席に反映する役割を持っています。。

衆議院の比例代表は全国を複数のブロックに分けて選挙を行います。現行では11ブロックですが、今回の合意案には中国ブロックと四国ブロックを統合し、10ブロックにする内容も盛り込まれました。

ブロックの定数をどのように割り振るかは、地域ごとの代表をどう確保するかにも関わります。。

比例代表の議席が少なくなると、同じ得票率でも議席に結びつく機会が減る可能性があります。特に、全国的な得票が大政党ほど多くない政党にとっては、議席を獲得するハードルが高くなるのではないかという懸念があります。

比例代表は、小選挙区で議席を得にくい政党や、特定の地域に支持が集中していない政党にとっても、国会に議席を持つ機会となるためです。。

そのため、今回の案では議席数の削減だけでなく、比例代表の議席配分方式を変更することも盛り込まれています。現在のドント式から、修正サンラグ式へ変更する案です。

報道では、修正サンラグ式はドント式と比べて中小政党にも議席が配分されやすくなる方式として説明されています。。

定数を減らす一方で配分方式を見直すのは、削減によって小さな政党の議席が極端に減らないようにする狙いがあると考えられます。ただし、配分方式を変えればすべての政党が同じように議席を得られるわけではありません。

実際にどの党がどの程度影響を受けるかは、各党の得票数やブロックごとの定数によって変わります。。

3党合意に盛り込まれた制度変更

今回の合意は、比例代表の議席を31減らすことだけではありません。報道で確認できる主な項目を整理すると、次のようになります。

  • 比例代表の定数を31議席削減する
  • 中国ブロックと四国ブロックを統合し、比例代表のブロック数を11から10にする
  • 比例代表の議席配分方式をドント式から修正サンラグ式に変更する
  • 複数の政党が比例代表で一つの名簿を作る統一名簿方式を可能にする
  • 小選挙区と比例代表に重複立候補した候補者の復活当選に関する最低得票率を引き上げる

このうち統一名簿方式は、複数の政党が比例代表の候補者名簿をまとめて選挙に臨めるようにする仕組みです。政党間の連携や選挙協力の選択肢を広げる一方、どの政党がどの候補者を名簿に載せるのか、有権者にとって分かりやすい説明が欠かせません。

また、重複立候補者の復活当選に必要な最低得票率を、有効投票総数の10分の1から6分の1へ引き上げる案も報じられています。小選挙区で敗れた候補者が比例代表で当選する仕組みについて、当選の条件を厳しくする変更です。

制度を変えるときには、定数の増減だけでなく、投票した票がどのように議席へ結びつくのかを一体で見ることが重要です。今回の討論では、31議席削減と同時に進める制度変更が、民意の反映という目的にかなっているかも焦点になるでしょう。

「民意の切り捨て」ではないのかという反対意見

比例代表だけを減らす案には、国民民主党を除く野党各党などから反対や疑問の声が出ています。TBS NEWS DIGは、反対する側が「定数削減の理由が判然としない」「単なる民意の切り捨てだ」と批判していることを伝えています。

反対論の中心にあるのは、比例代表が少数意見を国会へ届ける役割を担っているという考え方です。小選挙区は一つの選挙区から原則1人を選ぶため、候補者や政党の得票が一定の支持を集めても、1位にならなければ議席につながりません。

比例代表は、そのような票を政党単位で議席に反映する役割を持ちます。。

比例代表の定数を減らせば、得票が議席に結びつく機会が少なくなり、結果として国会に届きにくくなる意見が出るのではないか。これが「民意の切り捨て」という批判につながっています。

一方、推進する側は、人口減少や選挙制度の見直しを踏まえた定数削減が必要だと説明しています。さらに配分方式を修正サンラグ式へ変更するなど、少数政党への影響を和らげるための仕組みも合意案に盛り込まれました。

どちらの主張を評価する場合も、「議員が何人いれば適切なのか」という数字だけで判断するのは難しいところです。地方の声を国会に届けられるか、少数意見を議席に反映できるか、国会の審議や行政監視に必要な人員を確保できるかなど、複数の観点から考える必要があります。

今回の討論で注目したい4人のゲスト

今回の番組には、定数削減を推進する立場と、異なる考えを持つ野党の論客が出演します。BS11公式の案内で確認できる肩書をもとに、出演者を整理します。

井上信治さん

自民党幹事長代理で、衆議院議員です。今回の合意に参加した自民党側の立場から、31議席削減案を提示した背景や、制度変更を進める理由について説明することが期待されます。

実際の番組内でどのような説明をするかは放送前のため分かりません。。

和田政宗さん

参政党の国会対策委員長で、衆議院議員です。今回の案に対する参政党の考えや、比例代表の定数削減が政党間の競争に与える影響などが議論の対象になるでしょう。

高山聡史さん

チームみらいの国会対策委員長で、衆議院議員です。新しい政党や中小規模の政党にとって、比例代表の定数と配分方式がどのような意味を持つのか、注目したいところです。

塩川鉄也さん

日本共産党の国会対策委員長で、衆議院議員です。比例代表の議席削減に対する反対論や、少数意見を国会に届ける仕組みをどう守るかという観点からの発言が焦点になります。

前回(11月5日)の放送内容

BS11+で確認できる11月5日放送回では、「カギは参議院 消費税減税・議員定数削減…国会はどう動く?」をテーマに取り上げていました。ゲストは自民党参議院議員の西田昌司さん、国民民主党政調会長の浜口誠さん、公明党参議院副会長の石川博崇さんです。

前回は、消費税減税関連法案の審議が衆議院から参議院へ移る状況と、比例代表31議席削減をめぐる国民民主党の賛成理由などがテーマになっていました。今回の11月9日放送では、衆議院の定数削減そのものに焦点を当て、与野党の異なる立場から議論を深める構成です。

同じ定数削減でも、前回は参議院での国会運営や他の政策課題とあわせて扱い、今回は比例代表の仕組みや民意への影響を中心に討論する点が異なります。

紹介されたお店の情報

今回は政治・選挙制度をテーマにした報道番組です。公式の番組案内に飲食店や観光スポットを訪れる企画は掲載されていないため、紹介されたお店はありません。

デート向きポイント

飲食店やお出かけ先を探すための番組ではありません。政治や選挙制度に関心がある方同士なら、視聴後に議員定数や比例代表の役割について話し合うきっかけにはなりますが、相手の関心を確かめながら楽しむのがよさそうです。

参考にした情報

よくある質問

11月9日のインサイドOUTは何時から放送されますか?

2026年11月9日(月)21時から22時まで、BS11で放送されます。

今回のテーマは何ですか?

衆議院の比例代表定数を31議席削減する案について、なぜ今削減するのか、民意の切り捨てにならないのかを与野党の国会議員が議論します。

出演するゲストは誰ですか?

井上信治さん、和田政宗さん、高山聡史さん、塩川鉄也さんの4人です。いずれも衆議院議員で、それぞれ自民党、参政党、チームみらい、日本共産党の国会対策などを担っています。

比例代表の議席は現在いくつですか?

現行の衆議院では比例代表が176議席です。今回の31議席削減案が実施されると145議席になります。

まとめ

11月9日の「報道ライブ インサイドOUT」は、衆議院の比例代表定数を31議席削減する3党合意を取り上げ、与野党の論客4人が制度改革の理由と民意への影響を議論します。定数削減だけでなく、議席配分方式や比例代表ブロックの再編、統一名簿方式なども含めて確認したい内容です。

議員の数を減らすことが政治改革につながるのか、少数意見を国会に届ける仕組みをどう守るのか。推進側と反対側の説明を聞き比べながら、選挙制度のあり方を考える機会になりそうです。