2026年11月9日(月)21時からNHK Eテレで放送される「きょうの料理」は、放送開始70年目に入ったことを記念する特別企画「カレーヒストリー」です。番組で最初に紹介した料理とされるカレーを手がかりに、家庭の食卓に定着してきた日本のカレーの歩みを振り返ります。
今回の見どころは、1957年に番組で最初に紹介されたかきのカレーライスなど、初期の料理を再現することです。坂本九さん、タモリさん、秋元康さんが登場する過去の映像に加え、グッチ裕三さんや平野レミさんのカレーの作り方も紹介されます。
きょうの料理「カレーヒストリー」の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月9日(月)21:00〜21:25 |
| 放送局 | NHK Eテレ(東京) |
| 番組名 | きょうの料理「70年目突入スペシャル」カレーヒストリー |
| 出演 | 江上佳奈美 |
| リポーター | 安藤佳祐 |
| 語り | 後藤繁榮 |
| VTR出演 | 坂本九、タモリ、秋元康、グッチ裕三、平野レミ |
| 主なテーマ | 番組最初の料理「カレー」と日本のカレーの歴史 |
放送時間と出演者は、11月9日の番組情報に掲載されています。坂本九さん、タモリさん、秋元康さんは「お宝映像」に登場するVTR出演者として案内されており、スタジオに生出演するという意味ではありません。
70年目突入スペシャルでカレーを振り返る
「きょうの料理」は1957年に放送を開始した料理番組です。NHKエデュケーショナルの会社案内では、1957年に始まった世界最長寿のテレビ料理番組として紹介されています。
番組の公式案内によると、これまでに3万あまりのレシピを通して、毎日の食卓に役立つ料理を伝えてきました。家庭で作りやすい定番料理だけでなく、季節の食材や健康、食の安全性なども扱ってきた番組です。
2026年11月号のNHK出版公式目次では、11月9日から11日までの企画として「70年目突入スペシャル」が組まれています。初日が「カレーヒストリー」、翌日が「ギョーザヒストリー」です。
今回のカレー特集は、番組が長く伝えてきた料理の知恵を、ひとつのメニューの歴史からたどる内容です。身近なカレーにも、時代ごとの食材や調理道具、家庭の暮らし方が反映されてきたことを感じられそうです。
番組で最初に紹介された「かきのカレーライス」
「みんなのきょうの料理」に掲載されている榊叔子さんのレシピによると、番組で最初に紹介した料理は、1957年11月5日放送の「かきのカレーライス」です。2007年の放送50周年を記念して、娘の寿子さんと助手の瀬戸春恵さんが再現したレシピが、現在も公式サイトで紹介されています。
レシピの材料には、小さめのかき、たまねぎ、パセリの茎、米、カレー粉、かきのゆで汁などが並びます。カレーソースには、たまねぎ、バター、小麦粉、カレー粉を使う構成です。
現在よく見かける肉や野菜を煮込むカレーとは異なり、かきのゆで汁を使って米を炊く点が特徴です。魚介のうまみを生かした一皿で、当時の家庭料理の考え方を知る手がかりになります。
今回の番組表では、番組が始まって間もないころの料理として「かきのカレーライス」と「鶏の日本式カレー」などを再現すると案内されています。放送では、昔のレシピがどのような材料や盛りつけでよみがえるのかにも注目したいところです。
なお、1957年のレシピを現在の台所でそのまま作る場合は、公式レシピに記載された材料と手順を確認してください。番組で紹介される再現料理と、家庭向けに公開されているレシピの調理工程がすべて同じとは限らないため、放送前の段階で細かな作り方を決めつけることはできません。
日本のカレーライスはどのように家庭へ広がった?
日本のカレーライスは、海外から伝わったカレーが日本の食生活に合わせて変化してきた料理です。ハウス食品の歴史解説では、明治初期にカレー粉がイギリスから伝わり、洋食店などを通じて広がったと説明されています。
1873年には陸軍幼年学校でライスカレーが食事に取り入れられ、1876年に開校した札幌農学校でもライスカレーが提供されたとされています。初期のカレーは、現在のように家庭で日常的に作る料理というより、洋食文化の一つとして広がっていきました。
大きな転機の一つが、1905年の国産カレー粉の登場です。輸入品に頼っていたカレー粉を国内で製造・販売する動きが始まり、家庭でカレーを作るための環境が整っていきました。
1926年には、ハウス食品の前身にあたる浦上商店が缶入り粉末カレー「ホームカレー」を発売しています。さらに戦後の1950年には板状の固形カレールウが登場し、材料をそろえてスパイスを調合する手間が減りました。
ハウス食品の歴史解説では、1948年にカレーが全国の学校給食に導入されたことも紹介されています。家庭で作る料理としての普及だけでなく、学校の献立にもカレーが加わったことが分かります。
固形ルウの登場と合わせて見ると、家庭や学校でカレーを食べる機会が広がっていった時代の変化が見えてきます。
1963年には、りんごとはちみつを使ったまろやかなカレールウが発売され、子どもから大人まで一緒に食べやすい味が広がりました。1968年には湯せんで温めるレトルトカレーも登場し、カレーは家庭で作る料理だけでなく、手軽に食べられる食品へと広がっていきます。
こうした変化を知ってから今回の「カレーヒストリー」を見ると、昔のレシピを再現する意味も見えてきます。カレーという同じ料理でも、使う食材や調理方法、食べる場面は時代とともに変わってきました。
グッチ裕三さん・平野レミさんのカレーも登場
今回の番組情報では、グッチ裕三さんと平野レミさんのカレーについて、作り方も紹介すると案内されています。どの料理がどの順番で登場するか、また調理のどの部分を詳しく見せるかまでは、放送前の案内だけでは分かりません。
一方、坂本九さん、タモリさん、秋元康さんの映像も公開される予定です。料理の歴史だけでなく、長く続く番組に登場してきた人々の映像を通して、時代ごとの番組の雰囲気を振り返れる構成になりそうです。
出演者として案内されている江上佳奈美さん、リポーターの安藤佳祐さん、語りの後藤繁榮さんが、どのように昔の料理や映像を紹介するのかも見どころです。特定の出演者の過去の発言や未公表のエピソードを付け足さず、番組で紹介される内容そのものを楽しみたいですね。
前回(11月4日放送)の内容
前回にあたる11月4日の「きょうの料理」では、笠原将弘さんの「和食はもっとおおらかでいい」が取り上げられました。NHK出版の11月号には「かぼちゃと鶏肉の博多揚げ風」が掲載され、番組表では鶏肉と干しぶどうの炊き込みご飯も紹介予定として案内されていました。
11月4日は家庭で作る和食の工夫が中心でしたが、11月9日は番組の歩みをカレーの歴史から振り返る特別企画です。同じ料理番組でも、通常のレシピ紹介とは違う周年企画として楽しめます。
紹介されたお店の情報
今回の「カレーヒストリー」は、料理の歴史や過去のレシピを振り返る番組です。放送前に確認できる番組情報とNHK出版の目次には、訪問先の飲食店やロケ先の店舗名は掲載されていません。
そのため、番組で紹介されたお店として案内できる店舗情報はありません。グッチ裕三さんや平野レミさんのカレーの作り方は紹介予定ですが、特定の飲食店で提供されるメニューとして告知されているわけではありません。
デート向きポイント
今回は、デートで訪れる場所やお店を紹介する内容ではありません。無理に外出先と結びつけるよりも、料理の歴史を一緒に楽しむ番組として見るのが自然です。
昔のカレーの材料や、家庭でカレーが広まった時代の話は、食べ物の好みや子どものころの食卓を話すきっかけになります。番組を見たあとに、気になったレシピを一緒に作る楽しみ方はありますが、調理する場合は公式レシピで分量や手順を確認してください。
参考にした情報
- NHK「みんなのきょうの料理」番組&テキスト情報
- NHK出版「きょうの料理 2026年11月号」
- NHK「みんなのきょうの料理」榊叔子さん「かきのカレーライス」
- NHKエデュケーショナル 会社案内
- ハウス食品「日本のカレー カレーが国民食になるまでの歩み」
- J:COMテレビ番組表「きょうの料理」
- WEBザテレビジョン「きょうの料理」11月9日放送情報
よくある質問
11月9日の「きょうの料理」は何時からですか?
2026年11月9日(月)21時から21時25分まで、NHK Eテレ(東京)で放送予定です。
今回の「カレーヒストリー」では何を紹介しますか?
番組最初の料理とされるカレーを軸に、昔の「かきのカレーライス」や「鶏の日本式カレー」などの再現、グッチ裕三さんや平野レミさんのカレーの作り方を紹介する予定です。
番組で最初に紹介された料理は何ですか?
NHK「みんなのきょうの料理」の公式レシピでは、1957年11月5日放送の「かきのカレーライス」が最初に紹介した料理として掲載されています。
出演者は誰ですか?
江上佳奈美さんが出演し、安藤佳祐さんがリポーター、後藤繁榮さんが語りを担当します。坂本九さん、タモリさん、秋元康さん、グッチ裕三さん、平野レミさんは番組情報でVTR出演として案内されています。
まとめ
2026年11月9日の「きょうの料理」は、放送開始70年目突入スペシャルの初日として「カレーヒストリー」を放送します。番組最初の料理とされる「かきのカレーライス」や「鶏の日本式カレー」などの再現に加え、グッチ裕三さん、平野レミさんのカレーも見どころです。
番組が長い年月をかけて伝えてきた家庭料理の歴史を、カレーという身近な一皿から振り返る25分です。昔のレシピと現在のカレーを比べながら、時代による食卓の変化を楽しんでください。


