11月3日(火)10時からNHK BSで放送される「フロンティア 世界都市ローマ 永遠の都の秘密」は、二千年以上にわたって世界を魅了し続けてきたローマを、芸術品や建築物から読み解くドキュメンタリーです。
番組が問いかけるのは、なぜローマが「永遠の都」と呼ばれるほど長く文化の中心であり続けたのかということです。ローマ帝国、キリスト教、ルネサンス、バロック、そして現代へと重なっていく都市の歴史をたどりながら、繁栄だけでなく光と影の両方を見つめます。
フロンティア 世界都市ローマの放送日時と基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月3日(火)10:00〜11:00 |
| 放送局 | NHK BS |
| 番組名 | フロンティア 世界都市ローマ 永遠の都の秘密 |
| 語り | オダギリジョー |
| 放送形態 | 再放送 |
Gガイドでは、11月3日(火)10時から11時までNHK BSで放送予定と案内されています。番組表には再放送の表示があり、NHKオンデマンド公式では同作が2024年1月31日放送、本編59分の番組として掲載されています。
初回放送を見逃した方にとっては、今回がまとまった形で視聴できる機会です。単にローマの名所を紹介する観光番組ではなく、街に残る建築と芸術を手がかりに、都市そのものがどのように歴史を受け継いできたのかを考える内容になっています。
「永遠の都ローマ」の秘密に迫る番組
NHKオンデマンドの公式説明では、ローマを巨大国家「ローマ帝国」の首都、世界中に信仰を広げた「キリスト教世界」の中心、さらにルネサンスやバロックから現代へつながる新しい文化・芸術の発信地として描いています。
ひとつの都市が二千年以上にわたり、政治、宗教、芸術という異なる領域で大きな影響力を持ち続けてきたことが、この回の出発点です。番組は「なぜローマは永遠なのか」という問いに対し、街に残る膨大な芸術品や建築物を読み解きながら答えを探していきます。
公式概要で印象的なのは、ローマの歴史を成功の連続としてだけ扱わず、「光と影の歴史を生き抜いてきた不屈の精神」に注目している点です。帝国の盛衰、宗教都市への変化、文化の再生と革新が折り重なることで、過去を消して新しくするのではなく、古いものを抱えたまま次の時代へ進んできた都市の姿が浮かびます。
番組で注目したいローマの三つの歴史層
ローマ帝国の中心としての都市
ローマの歴史を考えるうえで、まず外せないのが古代ローマです。UNESCOの世界遺産ページでは、ローマは伝承上紀元前753年に建設され、共和政ローマ、続いてローマ帝国の中心となった都市として説明されています。
歴史地区にはフォロ・ロマーノ、パンテオン、トラヤヌスの記念柱、ハドリアヌス廟など、古代の主要遺構が残ります。これらは遺跡として孤立しているのではなく、現在の都市の中に組み込まれています。古代の政治、宗教、公共生活を支えた空間が、現代の街並みと重なって存在すること自体がローマの大きな特徴です。
ローマ市の公式観光サイト「Turismo Roma」によると、コロッセオ考古学公園にはコロッセオ、フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘が含まれます。フォロ・ロマーノは湿地だった土地が整備され、紀元前7世紀末ごろから形づくられ、千年以上にわたって公共生活の中心となりました。
キリスト教世界の中心へ変わったローマ
UNESCOは、ローマが4世紀にキリスト教世界の中心となったことも重要な価値として挙げています。古代都市が終わった後にまったく別の街へ置き換わったのではなく、古代の空間や建物、材料を再利用しながらキリスト教都市が重なっていきました。
この「重なり」は、番組のテーマである“永遠”を理解する手がかりです。時代が変わるたびに古いものをすべて壊すのではなく、前の時代の遺産を次の時代が引き受け、別の意味を与えてきました。
パンテオンはその象徴的な例です。Turismo Romaによると、現在の建物はハドリアヌス帝の時代に大きく再建され、609年には教皇ボニファティウス4世によってキリスト教の聖堂として奉献されました。古代ローマの巨大建築が宗教的役割を変えながら残り続けたことが、保存状態の良さにもつながったと説明されています。
ルネサンスとバロックが街を再び変えた
ローマは古代と中世だけの都市ではありません。UNESCOの説明では、15世紀以降、教皇たちが都市の姿を大きく更新し、ルネサンスの古典主義、さらにバロックの精神を反映した街へ変えていきました。
広場、宮殿、教会、噴水などが新しく整えられ、古代遺構の上に中世、ルネサンス、バロックの都市景観が加わっていきます。UNESCOは、ローマで生まれたバロック美術がヨーロッパ、さらに他の大陸へ広がったことも評価しています。
つまりローマの「永遠」は、変わらないことではなく、変化し続けながら過去を残すことにあります。番組が芸術品や建築物を読み解くのは、それぞれが一つの時代の作品であると同時に、前後の時代とのつながりを示す証拠だからでしょう。
芸術品と建築物から何が見えてくる?
公式概要では、番組が「膨大な芸術品や建築物」を読み解くとされています。すべての登場作品名や紹介順は公開されていませんが、ローマという都市では、建物そのものが歴史資料の役割を果たしています。
たとえばパンテオンは、古代の神殿建築からキリスト教聖堂へと役割を変えながら現在まで残っています。コロッセオやフォロ・ロマーノは、ローマ帝国の政治と娯楽、公共生活の規模を伝えます。さらに教皇時代の教会や広場は、ルネサンス、バロック期に都市が再び文化の発信地となったことを示します。
こうした建築を個別の名所として見るだけでなく、「なぜ残ったのか」「次の時代にどう使われたのか」という視点で見ると、番組の問いが立体的になります。ローマの歴史を年号の並びとして覚えるより、ひとつの街に異なる時代が同時に見えていることを意識すると、映像の見え方も変わりそうです。
語りはオダギリジョー
NHKオンデマンド公式と11月3日の番組表では、語りをオダギリジョーが担当すると案内されています。番組の出演者として確認できるのは語りで、スタジオに多数のゲストを招く形式ではありません。
歴史、宗教、美術、建築と扱う範囲が広い回だけに、映像とナレーションを軸にじっくり見せる構成が合っています。ローマの壮大な景観だけでなく、作品や建物が背負ってきた時間を言葉でつなぎながら見せていくところにも注目です。
紹介されたお店の情報
この回の公式概要では、飲食店やショップの紹介は確認できません。中心になるのはローマの歴史、芸術品、建築物であり、店を訪ねてグルメや買い物を紹介する番組ではありません。
そのため、この記事でも特定の店名、営業時間、料金などは掲載していません。番組内に街角の店が映る可能性はありますが、公式に紹介対象として確認できないものを店舗情報として扱うことは避けています。
デート向きポイント
今回は一般的なテレビ番組記事として、番組内容を無理にデート情報へ結びつけません。ローマの歴史や建築を学ぶドキュメンタリーなので、まずは「永遠の都」と呼ばれる理由を楽しむ番組として見るのが自然です。
一方で、歴史や美術が好きな二人なら、番組で知った建築について感想を話すきっかけにはなります。実際にローマ旅行を計画する場合は、放送で見た情報だけでなく、各施設の公式サイトで開館状況や予約条件を改めて確認してください。
11月3日の放送は再放送
11月3日のGガイドには再放送の表示があります。NHKオンデマンドでは、この「世界都市ローマ 永遠の都の秘密」が2024年1月31日放送の作品として掲載されており、本編は59分です。
また、2026年10月にもNHK BSやBSP4Kで放送された記録が番組表にあります。今回初めて内容が公開される新作ではなく、評価されたドキュメンタリーを改めて見る機会と考えると分かりやすいでしょう。
NHKオンデマンド公式には作品ページも用意されています。放送時間に見られない場合は、利用条件や配信期限を公式ページで確認したうえで視聴方法を選ぶことができます。
参考にした情報
- NHKオンデマンド「フロンティア 世界都市ローマ 永遠の都の秘密」
- Gガイド「フロンティア 世界都市ローマ 永遠の都の秘密」11月3日
- UNESCO World Heritage Centre「Historic Centre of Rome」
- Turismo Roma「The Pantheon」
- Turismo Roma「Colosseum Archaeological Park」
よくある質問
フロンティア 世界都市ローマは11月3日の何時から放送されますか?
2026年11月3日(火)10時00分から11時00分まで、NHK BSで放送予定です。番組表では再放送として案内されています。
この回では何を紹介しますか?
ローマ帝国の首都、キリスト教世界の中心、ルネサンスやバロックから現代へ続く文化・芸術の発信地という複数の顔を持つローマを、芸術品や建築物から読み解きます。
語りは誰ですか?
語りはオダギリジョーです。NHKオンデマンド公式と11月3日の番組表の双方で確認できます。
まとめ
11月3日の「フロンティア 世界都市ローマ 永遠の都の秘密」は、NHK BSで10時00分〜11時00分に放送されます。2024年1月31日に放送された作品の再放送で、語りはオダギリジョーです。
見どころは、古代ローマ、キリスト教都市、ルネサンス・バロックという異なる時代を切り離さず、街に残る芸術と建築を通して「なぜローマは永遠なのか」を考えていく点です。観光名所の美しさだけでなく、二千年以上の変化を受け止めてきた都市の強さと歴史の重なりに注目すると、より深くじっくり楽しめるでしょう。


