婚活に効果あり?おすすめパワースポット6選

異性と知り合う機会が少ないなど恋愛から遠ざかっていると、自分には恋愛運がないとネガティブに考えることがあります。どれだけ婚活に励んでも良縁は思うようにやってこないものです。まさに神様の領域というものかもしれませんが、そんな時には思い切ってその神様に直談判してみるのはいかがでしょうか。つまり全国に存在する縁結びや恋愛、婚活成就で有名な神社などパワースポットへ参拝することで、自らの恋愛運気を向上させるのです。パワースポット巡りをすることで気分が上向けば、思いの外すんなりと婚活がうまくいくことがあるかもしれません。自分の恋愛運のなさを嘆く前に、まずは行動を起こしてみることをおすすめします。

伊勢神宮

伊勢神宮は三重県にある神社であり、日本屈指のパワースポットです。ここには全ての神様の頂点に位置するともいわれる天照大御神(アマテラスオオミカミ)が祭られていることで広く知られています。森を切り開いた広大な敷地内には、一年を通していつでも多くの参拝客でにぎわっており、その歴史は古く2000年以上にもなるといわれています。日本全国あるパワースポットのなかでも特別な聖地として敬われているのです。

伊勢神宮は大きく分けて外宮と内宮があります。まず外宮には天照大御神(アマテラスオオミカミ)が祭られており、内宮には豊受の大御神(トヨウケノオオミカミ)が祭られています。豊受の大御神(トヨウケノオオミカミ)は衣食住、子宝、愛情などを守る存在といわれているため、婚活者のなかには熱心に参拝する方が多くいるようです。

また内宮の別室を月読宮(つきよみのみや)といい、そこには夫婦神が祭られています。そのため縁結びや夫婦円満のご利益が期待できると信仰されており、豊受の大御神(トヨウケノオオミカミ)と同じく、婚活中の方から人気があるパワースポットとなっているのです。

このように伊勢神宮における婚活パワースポットとして有名なのはどちらかといえば内宮です。そのため外宮へ参ることをせず内宮だけ参拝して帰る観光客もいるようですが、これはとてももったいないといるでしょう。実は伊勢神宮を正しく参拝するためには、内宮と外宮の両方を参拝しなければならないといわれているのです。そしてその際には外宮から先に参拝し、続いて内宮へ参拝するという順序を守らなければなりません。このことを知らずに一方だけを参拝して帰ったり、内宮から先に参拝したりするとせっかく訪れたパワースポットにもかかわらず、満足に力を得ることができなくなってしまう可能性があります。そうならないためにも、正しい参拝方法は事前に調べておくことが大切といるでしょう。

東京大神宮

先述の伊勢神宮は江戸時代から人々に親しまれるパワースポットでした。当時伊勢神宮へは全国から参拝客が訪れたといいますが、彼らの交通手段は徒歩しかありません。そのため今の東京などから三重県まで歩いて往復するのは大変なことであり、まさに人生の一大イベントとなっていました。当然、条件がそろわない場合は伊勢神宮までたどり着くことはできず、そのような方にとってお伊勢参りは夢のまた夢の行事だったのです。

その後明治時代になり天皇陛下によって東京でもお伊勢参りができるようにと作られたのが東京大神宮です。東京大神宮は伊勢神宮の遥拝殿(ようはいでん)として建てられました。遥拝殿とは遥か遠くの場所からでも拝むことができるように作られた建物のことを指します。つまり東京大神宮とは伊勢神宮の代わりとなるべく建てられたものなのです。

そのため東京大神宮では三重の伊勢神宮と同様に天照大御神(アマテラスオオミカミ)と豊受の大御神(トヨウケノオオミカミ)を祭っています。このように伊勢神宮と東京大神宮は全く同じ内容に思えますが実は大きく異なるポイントもあります。それは東京大神宮では天照大御神(アマテラスオオミカミ)と豊受の大御神(トヨウケノオオミカミ)を同じところに祭っているという点です。伊勢神宮の場合は外宮と内宮に分けられ、参拝の順番も決まっていましたが、東京大神宮では同じ場所に祭られているため一度の参拝で済むのです。これは見方によれば効率的であるともいるでしょう。遠く離れた場所からお伊勢参りをしたいという要望が根底にある東京大神宮らしいともい、現代でも「東京のお伊勢さん」と多くの方から親しまれるゆえんといるかもしれません。

また、東京大神宮は多数のおみくじがあることも有名です。なか恋愛に特化した「恋みくじ」はその高い的中率が広く知られており、おみくじに書かれている内容に従うことで数カ月以内に恋人ができたり結婚できたりするジンクスまで生まれているほどです。恋みくじは通常バージョンだけではなく、かわいらしい和紙の人形付きバージョンもあるのでお土産として友達にプレゼントしても喜ばれるでしょう。東京大神宮へ参拝した際にはぜひご覧になってはいかがでしょうか。

川越氷川神社

埼玉の川越に存在する川越氷川神社は都心から程よく離れているため、休日には多くの観光客や婚活者でにぎわっているパワースポットです。

氷川神社は島根県出雲の八岐之大蛇(ヤマタノオロチ)伝説で有名な素盞嗚命(スサノオノミコト)と奇稲田姫命(クシナダヒメ)を祭っている神社として有名な神社です。素盞嗚命(スサノオノミコト)と奇稲田姫命(クシナダヒメ)は夫婦神であり、日本神話の中でも仲が睦まじい間柄として語られていることが多く、また子供が8人もいたことから子宝、結婚運、家庭運、縁結びなどの神様として信仰されてきました。婚活している方にとってはまさに理想的な神様だといえるでしょう。そのため、祭っている川越氷川神社も優れたパワースポットとして人気を集めているのです。

さらに川越氷川神社では五柱(ごちゅう)の神も祭っています。五柱の神とは数多いる神様の中で最もハイレベルな神様のことを指します。この五柱の神にも夫婦が含まれていることから夫婦円満にご利益がある信仰の対象とされてきました。

また川越氷川神社といえばタイの形をしたおみくじが有名です。ネーミングがダジャレとなっていて「いちねん安タイ」(一年安泰)や「あいタイ」(会いたい)と特徴的です。見た目にもかわいいタイのおみくじを釣りざおで釣り上げて運勢を占うことになるのですが、婚活者は当然「あいタイ」を狙うようにしましょう。川越氷川神社を訪れた際にはぜひ目当てのおみくじを釣り上げてはいかがでしょうか。

夏になると神社のそこかしこに飾られた風鈴から涼しい音色が聞こえる幻想的な催しが行われます。風鈴の音に耳をすますことで心が清められ、新たな気持ちで婚活にのぞめるようになるでしょう。また幻想的な風鈴小路は絶好のデートスポットにもなるのでおすすめです。川越氷川神社は恋人と縁をつなぐだけではなく、仕事や友人との縁を結ぶパワースポットとしても力を発揮するでしょう。そのため友達で参拝するにも最適な神社と言えます。少し早起きできるなら、良縁に恵まれるという「縁結び玉」をもらえる可能性があります。神職によっておはらいがされた「縁結び玉」は朝8時から限定20個で無料配布しているものです。

出雲大社

出雲大社は恋愛祈願の神社として有名ですが、正式には「いずもおおやしろ」と読むことはあまり知られていません。そして祭っている神様は七福神としても有名なあの大黒様であり、こちらも正式には大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)と読むそうです。婚活祈願をするならば参拝する神様や神社については正しい情報を調べておかないといけませんね。

さて毎年旧暦の10月のことを、日本中の地元から神様がいなくなってしまうことから神無月(かんなづき)と呼びます。日本には古くから八百万(やおよろず)の神様がいると言われておりますが、その全ての神様がいなくなってしまうのです。ではどこに行ってしまったかというと出雲大社のある島根県出雲地方に来ていると言われています。そのため、他の地域では神様のいない神無月と呼びますが、この地方だけは神様が集まる神在月(かみありづき)と呼ぶのです。神様がみんな集まって何をしているかは定かではありませんが一説によると人間の縁を結ぶための会議をしているといわれています。そのため出雲大社は縁結びの神社であるという信仰が広まりました。また、ここで言う縁とは恋愛だけにとどまらず、純粋に人のめぐり合い全般のことだということも覚えておきましょう。

また出雲大社といえば本殿に奉納されている大きな注連縄(しめなわ)が有名です。参拝客の頭上に位置する大注連縄には神々しい存在感があり、出雲大社の代名詞のような存在として広く認知されるようになりましたが、同時に小銭を注連縄に投げてうまくめり込んで落ちてこなければ願いがかなうというウワサも広まることとなりました。おかげで目を凝らして注連縄を見るとあちらこちらで光っている小銭を見つけることができるでしょう。しかしよく考えてみれば大注連縄はとても神聖なものであり、物を投げつけていいはずがありません。神様に対して失礼な行いであることは間違いありませんし、そもそも縁起を良くしたくて参拝しているのに罰当たりな行いをしていては本末転倒と言わざるを得ないでしょう。出雲大社へお出かけになった際には、ぜひ正しい作法で参拝するように心がけてください。

正しい参拝の仕方ということでは、出雲大社は少し特別といえます。通常参拝するときには「2礼2拍手1礼」が一般的ですが、出雲大社では「2礼4拍手1礼」が正しいやり方となるようです。細かいところではありますがぜひ身につけて正しく婚活祈願を行ってください。

生田神社

生田神社は兵庫県神戸市にある恋愛成就で有名なパワースポットです。祭っている神様は稚日女命(ワカヒルメノミコト)といい、あの天照大神(アマテラスオオミカミ)の幼名という説や妹神であるという説など諸説ある神様です。その稚日女命(ワカヒルメノミコト)がなぜ恋愛成就、婚活の神様と言われているかというと、機殿(はたどの)で神服を織る神様であることに由来しています。機殿は機織り機のことであり、稚日女命はその機殿で神様の服を作っていました。服を織るときには糸と糸を合わせながら織り成していきます。そのため人の縁と縁も合わせて結ぶと信仰されるようになり、やがて恋愛の神様と言われるようになったのです。

生田神社の境内には森が広がっており、そこには松尾神社があります。その傍らにそびえる杉の木には縁結びを成就させる力が秘められていると信じられ、多くの婚活者が訪れては参拝しているパワースポットです。立派にそびえたつ杉の木を見上げると、ある種の神々しさも感じとることができるでしょう。

また生田神社のおみくじには水みくじというものがあります。これは縁結びの水占いとも呼ばれており、多くの参拝客が試していかれるようです。水みくじは授与所で求めることができ、それを持って生田の森の奥に存在する池に浸すことで文字が現れます。内容は恋愛に関することが多く書かれているようです。結び所は近くにあるので結んでもよいですが、持って帰って大切に保管してもよいとのことです。

もう一つ生田神社の有名な縁結び守に「たまき」というお守りがあります。先述したとおり生田神社の主祭神は機殿(はたどの)で糸を織りなす稚日女命(ワカヒルメノミコト)であることに由来して、良き縁が永遠に続くようにとの思いを込めて縫製したブレスレット型のお守りとなっています。これは男女の良縁はもちろん、友人や仕事との縁を結ぶご利益も得られるとされています。

愛宕神社

愛宕神社は東京港区の愛宕山にある神社です。火の神様である火産霊命(ホムスビノミコト)を主催神として祭っており、かの徳川家康が防火の神様として祭ったことが始まりとされています。火を防ぐ神様なのでパートナーの火遊び(浮気)の防止に期待できると信じられている反面、恋の炎は燃え上がらせてくれるという面も持ち合わせているようです。純粋に恋する人の味方になってくれる婚活者にとってはありがたい神様といえるでしょう。

また愛宕神社自体は東京23区で一番高い自然の山、愛宕山に建っているため参拝するためには長くて急な石段を登らなくてはなりません。実は休まずに登りきると出世するといわれている石段なので、もし彼氏と一緒に来ることがあれば頑張って登ってみるのもよいでしょう。この時気を付けるポイントが、帰りは石段を下ってはいけないということです。せっかく上がった運気を下げてしまうことになりかねないので、別の場所にある女坂という緩やかな坂を下って帰るようにしてください。

婚活に必要なパワーを蓄える

婚活がうまくいかない時はワラにもすがる思いで神頼みしたくなるのは当然です。そんな時にはパワースポットを訪れて心身ともにリフレッシュさせ、パワーを充電するのも一案です。弱気になったマインドを好転させるきっかけを得られるかもしれません。今回ご紹介したパワースポットは、いずれも不思議な力を秘めたおすすめの場所がおおいので、興味がある方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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