マッチングアプリ初デートに最適な場所と会話マニュアル

マッチングアプリで初デートの約束をしたからと、浮かれすぎてはいけません。本当の婚活は、実際に会ってからが勝負だからです。初デートで大切なポイントは「会う場所」と「話す会話」です。このポイントを抑えておかないと2回目のデートに結びつかないどころか、気付かないうちに嫌われてしまい、破局してしまうことにもなりかねません。マッチングアプリで知り合った相手との初デートを成功させるためにも「会う場所」と「話す会話」には十分注意を払いましょう。

マッチングアプリの初デート場所はカフェが最適

マッチングアプリで知り合った相手と会う場所はカフェが最適です。居酒屋やバーなどと違いカフェであれば会う時間が短くて済むし、費用も安く上がります。
まず会う時間ですが、初デートの際はあまり長時間にならないようにしましょう。1時間～1時間半くらいがベストです。もし相手が好みの男性や女性でなかったとしても、この程度の時間なら我慢ができます。タイミングを見計らって切り上げることが苦手なら、会う前から「この日は用事があるので1時間くらいしか時間がとれません」と断りを入れておくとスムーズです。
費用も同様の理由から安く抑えておくほうがダメージは少なくて済みます。マッチングアプリで知り合った人は基本的に初対面。最初から時間や費用のコストをかけるのは控えましょう。カフェを待ち合わせ場所にすれば1,000～2,000円程度に抑えられます。支払いは、男性がおごるケースが多いですが、割り勘でも違和感はそれほどありません。ただ男女とも数千円程度をケチって幻滅されるよりは、進んで財布を出すほうがイメージを損なわずに済みます。

マッチングアプリの初デートで交わす会話は分刻み

マッチングアプリでの初デートの時間は1時間～1時間半が適切だとお伝えしました。限られた時間の中では、緊張から会話が途絶えたり、無駄な世間話をしたりする暇はありません。分刻みで会話のテーマがかわります。

【出会い～10分】緊張をほぐす

待ち合わせ場所をカフェにした場合、オーダーが通って料理が運ばれてくるまで10分あります。この間に自分の心の扉を開いて会話をしてください。自分が心をオープンにしなければ相手も緊張したままです。会話はどんな内容でもOK。天気の話や今日カフェまで来た道すがらの出来事を話してもよいでしょう。なんでもない話だとしても、会話を交わすことでお互いに緊張がほぐれてくるものです。唯一、長い沈黙にならないよう気をつけてください。

【10分～50分】相手の話を聞く

お互いに少し緊張がほぐれてきたら、相手の話を聞きます。初対面の相手を退屈させてはいけないと、矢継ぎ早に会話をしようとする人がいますが、これはいけません。その瞬間は楽しく盛り上がったとしてもそれは表面上のこと。婚活や恋愛の対象としては進展せず、いわゆる良い人で終わってしまいます。
相手に話してもらうためには質問が効果的です。しかし感情がこもっていない質問だと相手に見透かされてしまいます。本心から「知りたい」と思うことが大切なのです。質問は、外から内に収束していくイメージです。具体的には、「出身はどこ？」「学生時代はどういう感じだった？」「仕事ではどんなことをしているの？」という当たり障りのない質問からはじまり、「将来はどういうスタイルで暮らしたい？」という深い質問に掘り下げていきます。
大切なことは、それぞれの質問に必ず「自分の意見をそえる」ことです。アンケート調査ではないので一問一答の会話になってはいけません。その際、「共感」することも忘れないようにしましょう。共感せずに意見をいうだけでは、相手は否定されている気分になってしまい気分を害してしまいます。
相手の話をきちんと聞くことができれば信頼されます。初対面の相手から信頼される立場に昇格するのです。

【50分～80分】恋愛・結婚の話

ここでの会話はいわゆる恋バナです。マッチングアプリで知り合った二人なので、お互いに一番話したいテーマであるはず。変化球で質問するより「結婚や恋愛についてどう考えている？」「どんなタイプが好き？」など直球での会話が求められています。初デートから踏み込んだ質問をすることに戸惑う人がいるかもいれません。しかし、当たり障りのない会話に終止するより、よほど有意義だと相手も思うものです。
具体的に元カレや元カノについて質問するのもありです。注意したいのは、聞かれていないことを率先してしゃべらないこと。相手から質問されていないのに、延々と過去の恋愛話を語ってしまうと相手はあきれてしまうかもしれません。あくまでも会話はキャッチボールなので、相手にあわせて臨機応変に対応してください。

【80分～90分（ラスト）】2回目デートの約束

ここまでの会話から相手を気に入ったら、2回目のデートに誘います。その際の口実として、会話のなかで相手が興味がありそうなスポットを提案してもいいし、あらかじめ目ぼしいお店を2～3ピックアップしておいてもよいでしょう。ちなみに2回目デートでは居酒屋やバーなどでもOK。より踏み込んだ会話を楽しみます。
2回目デートの約束をするときには、具体的な日時まで予定を組んでおくことができれば言うことはありません。もし相手が保留を申し出た場合、深追いは禁物。後日、メッセージを送って反応を待ちましょう。

まとめ

マッチングアプリで初デートをするときには、時間と費用を抑えられるカフェが最適です。およそ1時間半程度を目安に密度の濃い会話をするように心がけましょう。まずはしゃべりやすい雰囲気をつくるところから。続いて相手の話を聞きます。話し上手より聞き上手に徹するのです。やがて信頼関係が生まれたら、本題である恋愛の話に入ります。最後に次回のデートにつながるアポを取ることも忘れなければ、最高の初デートとなるでしょう。