高齢者向けマッチングアプリ初心者講座

高齢者やシニアという言葉はあっても、具体的な年齢は定められていません。とはいえ一般的には65歳程度が高齢者のボーダーラインと考えられているようです。しかし最近の50代、60代は一昔前と違い心身ともに若い方が大勢います。
彼女・彼らは趣味にスポーツに仕事にとアクティブに活動しているのです。なかでも恋愛や婚活にはげむ方は多く、マッチングアプリも積極的に利用しています。
「高齢者がマッチングアプリなんて。。。」と弱気になる人もいますが、全く問題ありません。高齢者向けマッチングアプリも多く存在しているからです。
記事では恋活や婚活に興味を持った高齢者やその前後の年代（40代・50代・60代）の方向けに、高齢者向けマッチングアプリの概要について解説いたします。

高齢者向けマッチングアプリとは

若者を中心に広がった「マッチングアプリ」。その中で高齢者向けマッチングアプリが誕生しました。なんとなく意味は理解しても実態はわからないという方へ向け、その特徴ごとに解説します。

高齢者向けマッチングアプリの特徴1
出会い系とは違う

出会い系サービスが栄えた時代を知る高齢者であれば、マッチングアプリと混同してしまって無理はありません。しかしマッチングアプリは出会い系とは異なるサービスです。一番の違いは目的です。出会い系の目的は「ナンパ」でした。しかしマッチングアプリの目的は「恋活」や「婚活」です。似ているようですが、前者は軽い出会い、後者は真面目な出会いの特徴があります。

高齢者向けマッチングアプリの特徴2
真面目な利用者たち

高齢者向けマッチングアプリの利用者の特徴は「真面目」であること。更に「シャイ」「口下手」なども多い傾向にあります。実際に男性（女性）と対面すると思うように自分の気持を伝えられないが、その心には悪意がない人が多いのです。

彼女・彼らは真面目にパートナーを探しています。しかし周囲の人間関係はほぼ固まっていたり、街中で男性（女性）に声をかけたりすることは出来ません。そこでマッチングアプリを利用するのです。そのためマッチングアプリの利用者の多くは真面目な方が多くなります。

高齢者向けマッチングアプリの特徴3
目標別に分けられたサービス

マッチングアプリは、利用者の目的や目標によって細分化されています。若者のマッチングアプリ、気軽なナンパ目的のマッチングアプリがある一方、高齢者向けのマッチングアプリもあるのです。高齢者向けマッチングアプリのなかでも、食事をしたりお茶をしたりお話をしたりするだけの恋人や友達をマッチングするアプリや、結婚を前提としてお相手探しをするマッチングアプリなどもあります。

高齢者向けマッチングアプリでは、さまざまな制約が設けられています。例えば華の会メールでは「30歳以上」が会員登録のルールです。また姉妹サービスの華の会メールBridalでは「未婚」であることがルールとして定められています。これらのルールが存在することで、サービスを利用する目的が統一され、結果として同じ目標を持つ利用者が集まるのです。

高齢者向けマッチングアプリ利用の流れ

高齢者向けマッチングアプリの利用について、大まかな流れを解説します。実際は個々によって異なりますが、ひとつの参考として御覧ください。

高齢者向けマッチングアプリ利用の流れ1
サービス内でのメッセージ交換

まずはスマホやパソコン、タブレットなどを使って高齢者マッチングアプリ（サイト）に登録します。最初の登録時には電話番号や免許証などで身分確認をするのもマッチングアプリの特徴です。本人確認を行うことで、悪徳業者の介入を防いています。

サービス内では男性（女性）に対してメッセージを送ることができ、また相手から受けることも可能です。女性でも男性でも、多くメッセージをやり取りするポイントは「プロフィールの充実」。初めて知り合う相手に対してできるだけ詳しく自分のことを知ってもらいましょう。

注意するのは個人情報の取り扱いです。名前や勤務先、住んでいる住所など、個人が特定できてしまう情報は、むやみに書き込まないでください。

高齢者向けマッチングアプリ利用の流れ2
LINEやメールでのメッセージ交換

サービス内でメッセージのやり取りを行いお互いに意思疎通が出来たら、LINEやメールなどサービス外でやり取りする連絡先を交換します。いわゆる普通の知り合いやお友達同士のような関係に格上げするイメージです。

マッチングアプリの利用に際しては利用料金が発生しますが、多くの場合女性は無料です。男性は月額数千円またはポイント制などのシステムによって料金を支払っています。一般的に男性は料金を余分に支払うことを嫌がる傾向にあり、早くLINEやメルアドなどの連絡先を知りたがるものです。なかにはメッセージのやり取りをはじめて数時間で個人の連絡先を聞く人もいます。

このとき女性は慎重にならなくてはいけません。相手の男性が本当に信用できるのかどうか、見極められないうちに個人情報を教えるのは危険です。しかし、信用できるのであればマッチングサービス外でのコミュニケーションを取るのもよいでしょう。男性のお財布事情も考慮して、あまり長い期間「おあずけ」するくらいなら、バッサリとやり取りを立つほうが良心的です。

高齢者向けマッチングアプリ利用の流れ3
実際に会う

高齢者向けマッチングアプリやLINEなどでやり取りをした結果「ぜひ会ってみたい」と思うこともあります。リアルで初対面の人と会うのは緊張しますが、恋活や婚活では最終目的でもあるので勇気を振り絞って待ち合わせの段取りを進めてください。

デートのセッティングは男性次第という女性も多いかと思いますが、全て相手任せでも負担をかけてしまいます。ざっくりとした時間帯やエリアなど、ある程度の希望は女性側から伝えたほうがスムーズかもしれません。

高齢者向けマッチングアプリの口コミ

実際に高齢者向けマッチングアプリを使った人の口コミや評判は気になるところ。以下では、実際の口コミから代表的な意見をご紹介します。

高齢者向けマッチングアプリの代表的な口コミ1
結婚できた

「無理だと思っていた再婚をすることができて今第2の人生を歩んでいます。」アラフィフ女性
「全く出会いがなかった自分でもすぐに素敵な男性と出会え、スムーズに結婚の話が決まり再婚することができました。」アラフィフ女性

年齢は関係なく、高齢者向けマッチングアプリでの婚活が実り結婚された方も大勢いるようです。大切なのは行動力だと思い知らされます。

高齢者向けマッチングアプリの代表的な口コミ2
同年代と知り合える

「検索で出てくる相手も同年代が多く使いやすいなという印象を受けました。」50代男性
「この年齢になっても、良い出会いはあるんだと実感することができたし、出会いを求めている同年代は沢山いるんだなと勇気ももらえました。」50代半ば女性

高齢者向けマッチングアプリの特徴は、利用者の年代が高いことです。40代、50代、60代が多く、同年代の異性と知り合うことが出来ます。世代が同じだと話題も盛り上がったり、落ち着いた付き合い方が出来たり、意気投合することが多いようです。

高齢者向けマッチングアプリの代表的な口コミ3
シャイでもOK

「登録して7か月後、ようやく彼と出会う事が出来たのです。彼も私と似たシャイな性格ですが、真面目で人柄も良く尊敬できる男性です。」40代女性
「結婚するなら真面目な人が良いと思っていたので、口下手な女性の方が印象は良かったです。」40代男性

高齢者向けのマッチングアプリでは、誠実であること、真面目であることが求められます。話が面白かったり、場馴れした感じを出すよりは、シャイで口数が少なくても問題ありません。

おすすめの高齢者向けマッチングアプリ

高齢者向けマッチングアプリの中でもオススメのサービスを紹介します。目的に応じて利用サービスを選んでください。

中高年のパートナーが見つかる
華の会メール

利用条件「30歳以上」のマッチングサービス。40代～60代が多く在籍しています。恋人はもちろん食事やお茶の友達を探す感覚でも登録可能です。

結婚を目指すなら
華の会メールbridal

いくつになっても結婚はあこがれの対象。その気持を持ち続けている真面目な中高年の男女が登録するマッチングサービスです。

真面目な付き合いが目的なら
ユーブライド

多くの会員数を誇るマッチングアプリです。利用者層は40代、50代が多いのも特徴で、彼らは婚活や恋活にはげんでいます。